[感想]一流の頭脳(著:アンダース・ハンセン)| 運動が脳に与える影響がすごい!うつにも効く?

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「一流の頭脳」(著・アンダース・ハンセン)について、簡単なまとめと感想をご紹介します。

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ライターは「ももすたー」です。簡単に自己紹介します。

ももすたー
ももすたー
  • 名前:「ももすたー」
  • 20代女性
  • 元大手IT企業のエンジニア
  • 1週間に1冊本を読むことが目標!
  • 好奇心旺盛。手数の多さが強み

会社を辞めてから、本を読むことが多くなりました。
アウトプットも兼ね、ゆるりとご紹介させて頂きます。

では、早速本題です!

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目次

はじめに:著者「アンダース・ハンセン」とは

精神科医。スウェーデンのストックホルム出身。カロリンスカ研究所(カロリンスカ医科大学)で医学を、ストックホルム商科大学で企業経営を修めた。現在は精神科病院に上級医師として勤務するかたわら、多数の記事の執筆を行っている。ラジオやテレビでも情報を発信、講演活動も精力的に行っている。

東洋経済ONLINE
https://toyokeizai.net/list/author/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3

スウェーデンにある「カロリンスカ研究所」は
ノーベル生理学・医学賞を決定する世界最高峰の研究機関です。

アンダース・ハンセン氏は、
そんな世界の医学研究の最前線で研究を重ね、
これまで2000件以上の医学記事を発表した世界的研究者です。

そんなアンダースさんが、一般読者向けに、
分かりやすく・読みやすい、脳に関する本を書いてくれました。

ありがたく享受させて頂きます・・・!!!!!

では、肝心のまとめです。

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「一流の頭脳」の要旨

要旨はこちら。ズバリ一言。

定期的に、適切な運動をせよ。
適切な運動を継続することにより、脳のパフォーマンスが向上する。

どういうことなんだってばよ・・・???

そう思いますよね。詳しく見ていきましょう。

まず、運動による効果は以下の通り。

定期的な運動による効果

  • 集中力・記憶力・想像力(アイディア出し等)・幸福感が向上。
  • さらに、脳の老化がくい止められ、ストレスが減る(攻撃性が減る)。
  • 適切な運動をすることで、抗うつ薬と同じ効果を得られる。
    ※効果の理由が知りたい人は、本を読んでくださいね♡

良いことづくめじゃないですか・・・。
モノは試し、ももすたーは早速運動を始める様です。

よーし!それじゃ、毎日走り込みして筋トレするぞ!!!

とらじろう
とらじろう

待て、待つのだ・・・

アンダースさんは、効果的な運動方法について書いてくれているぞ

エッ!!!とりあえず負荷の高い運動しとけばいいんじゃないの?

はい。違います。

アンダースさんの提唱する、効果的な運動方法について見ていきましょう。

効果的な運動方法

  • 週に2・3回、45分以上のランニング通常の速度で行う)
  • 毎日最低30分のウォーキング
  • 筋トレよりも、有酸素運動中心で。

インターバル・トレーニングの様な疲労が激しいものではなく、

通常の速度でのランニングなどの様な、負荷が高くない、かつ、心拍数が上がる有酸素運動が効果的なのだそうです。

負荷が高ければいいってもんじゃないのね!

また、短期間ではなくできるだけ長期間、定期的な運動をし続けることがミソだそうです。

感想:一流の頭脳(著:アンダース・ハンセン)

運動が脳にもたらす効果について衝撃を受けたのはもちろんのこと、

私はこの本の構成にも衝撃を受けました。

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★精神的に落ち込んでいる、、実は元気になるのに良い方法があるんだ。→運動だ!!!
★集中力ってなかなか続かないよね。実は集中力を高めるのに良い方法があるんだ。→運動だ!!

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この流れがはじめから最後まで続きます。
この流れが延々と続くと、

運動、すっごーーー!!!!!

と、思いますよね。「こんな悩み、あるでしょう?」「良い方法があるんだ」「運動だ」というテンプレ化された流れの繰り返し。ありとあらゆる人間の悩みが、運動によって快方に向かうという。

適切な運動のすごさ・万能さをより強調するための構成になっていて面白かったです。

本を半分くらいまで読んだ後、記事のオチ(「運動だ」)まで読まなくても「どれもこれも運動で改善するんだな」「こんなことまで改善するのか」とびっくりしながら読んでいました。

まとめ:一流の頭脳(著:アンダース・ハンセン)

いかがでしたでしょうか。

一流の頭脳を育むためには、適切な運動が効果的であることが良く分かったかと思います。

さあ、みなさん、運動しましょう!

もっと詳しく知りたい人は、原本を読んでみてくださいね。それではまたどこかで^^

\たのしい脳科学/